おはようございます!
本日も患者さんとお話する中で生まれた
『塩水でのうがいの効果は期待できるのか?』について書きたいと思います。
結論から言いますと『一時的に痛みや違和感をとることは可能です』
塩にも殺菌・消毒効果がありますが、うがい薬ほど強力ではありません。しかし、風邪やインフルエンザで炎症を起こしている喉に過度な刺激を与えると、喉の粘膜が傷ついてしまう恐れがあります。その点、塩は日常口にする調味料ですから喉の粘膜を傷つける心配はありません。さらに食塩水には炎症した喉の痛みを和らげる効果もあると言われています。
塩水(250cc弱のぬるま湯にティースプーン1/2杯の塩を溶かす)でうがいすれば、喉の痛みは一時的に治まります。これは塩分は体液より濃いため、喉の腫れた部分の水分が浸透圧によってにじみ出て、痛みが和らぎます。
なのでぜひこの季節の変わり目にこの塩水を使ったうがいをして風邪の予防に努めてみてください!